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中学時代を思い出した

 ブルーハーツはこんな歌を唄っていた。

♪ギター弾きに貸す部屋はねえ

 たしかタイトルは「ロクデナシⅡ」だっだたろうか。中学生のときに繰り返し聞いたが、歌詞にショックを受けたものである。「ミュージシャンっていうのは、家が借りられないほど社会的信用が低いんだなぁ」と。

 この話を同じブルーハーツファンだった同級生のY君にしたら、なかなか斬新な解釈をしていたのに驚いたのを思い出す。
「え? 社会的信用って何? ギターが近所迷惑だから部屋を貸してくれないんじゃないの?」と。

 私は部屋にすぐに飽きる。だから、1~2年周期で引越しを繰返している。最初に住んだのが上板橋で、次に住んだのが青物横丁、現在は橋本にいるのだが、そろそろ引っ越したくなってきた。
 不動産屋に問い合わせると西新宿に出物の物件があった。さっそく申し込んで、引越しの準備を始めようとしていると、数日後に不動産屋からこんな電話が入った。

「すいません。職業ギャンブラーでは不安だって大家が言うんですよ」

 そりゃそうだろう。ギター弾きに貸す部屋以上に、博打打ちに貸す部屋はないよ。私の職業はギャンブラーではなく、ギャンブルライター。賭ける人ではなく、書く人なの。大家、わかってる?

「そうですよね。大家が勘違いしてますよね。ライターの仕事を大家に説明してみます」

 その翌日、ふたたび不動産屋から電話が入った。

「すいません。ギャンブラーもライターも似たようなもんだって、大家が断りを入れてきました……」

♪物書きに貸す部屋はねえ
 物書きに貸す部屋はねえ
 物書きに貸す部屋はねえ

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