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どうでもいい妄想

 新宿でパチンコを打っていた。
 場所がらもあってか、自分の横にはメイクをバッチリ決めたおっさん――どうやってもニューハーフとは呼べないオカマが座っていた。
 おそらく二丁目に出勤する前なのだろう。さすが人種の坩堝、新宿である。

 過去には「懐かしい日本のパチンコ台(東邦出版)」にも寄稿したように、私は1年に360日くらいパチンコを打っていた。でも、ここ数年は月に数回打つ程度になっている。ぶっちゃけ、あの過剰演出がウザくなったのである。当たるなら当たる、ハズレるならハズレる。どうせ玉をチャッカーに入れた瞬間に大当たり判定は終わっているんだから、ポーカーゲームの潔さを見習えよ、と腹が立ってくるのだ。

 5000円ほど投資したところで幸いにも大当たり。
 玉が出てきたのだが、下皿から玉を出すのを忘れていたら、パチンコ台がしゃべり出した。

「タマを抜いてください。タマを抜いてください。タマを抜いてください」

 玉を抜くまで、この無機質なアナウンスは延々と流れる。

「タマを抜いてください。タマを抜いてください。タマを抜いてください」

 ふと、妄想が過ぎる。

「ひょっとして隣のオカマ、このアナウンスを聞いて、別のタマ抜きを想像したりするんじゃないだろうか」

 世の中には、タマを抜こうかどうか迷ってるオカマがたくさんいるという。
 なかには、パチンコ台のアナウンスに触発されて、タマを抜いたオカマも一人や二人はいるんじゃなかろうか……。

 ……いないな。

以上。どうでもいい妄想でした。

 

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コメント

隣で座っていた話はおそらく嘘だと思う!
ダウト!

投稿: にっくん | 2009年6月18日 (木) 18時31分

隣で座っていた話はおそらく嘘だと思う!
ダウト!

投稿: にっくん | 2009年6月18日 (木) 18時31分

そんな、天丼かまさんでも。。。
作りじゃないよ。マジです、マジ。

投稿: 姫園 | 2009年6月18日 (木) 19時21分

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