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無料・競馬競輪競艇

netkeiba.com などを運営している競馬ファンにおなじみの㈱ネットドリーマーズが、10月20日より新しい携帯サイト(NTTドコモ公式サイト)を立ち上げています。無料で競馬・競輪・競艇の情報が取得できるサイトで、その名も、

無料・競馬競輪競艇

 そのままやん! という突っ込みはおいといて(笑)、コレ、なかなか優れモノです。競馬の全レースの出走表・オッズ・結果が無料で見られるだけでなく、競輪・競艇の出走表もこのサイトから一発で見られます。全公営競技を網羅した携帯公式サイトははじめてなんだとか。

 ちなみに私は、競艇と競輪のコラムを担当しています。現在はドコモでしか利用できませんが、近いうちにauやソフトバンクなどのキャリアにも展開する予定だとか。

 ドコモユーザーの方は、ぜひ登録してみてください。

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社台グループ会報 『Thoroughbred』

 社台グループの会報に「あの勝利の意味と価値・メインキャスター」を書かせていただきました。興味のある方は、読んでみてください。

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宝島 発売!

 25日発売の『宝島』で、「ああ、オレたちのギャンブルめし」というルポ原稿を書いています。

 ダイエット中の身ながら、泣く泣く(笑)、関東圏のギャンブル場の美味いメシを食い漁ってきました。オススメのメシは多摩川の……と、川崎の○○汁。興味のある方は読んでみてください。

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立川にて

 5レースと8レースの2連単が500円以上的中すれば、マウンテンバイクの当たるガラガラ抽選ができる。そんなイベントをやっていた。

 抽選にハズれたオヤジたちが、職員に詰め寄る詰め寄る。

「本当に当たりの球が入っているのか中を見せろ!」
「ガラガラは透明なアクリルで作れ!」
「レースもガラガラも、立川はテキトーなことをしやがって!」

 それに応対する職員は、もはや呆れ顔。

「お客さんたち、前の開催も、その前の開催も、私にそんなこと言ってましたよね。ちゃんと当たりが入っていること知ってるでしょ」

 不毛なバトルを聞きながら、オレがもらったのはハズレのティッシュと特別観覧席の入場券。入場券は来年の鳳凰賞で使おうかと思ったら、期限は11月9日まで。1節しか使えないじゃん。

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流転

 今月の仕事に目処がついたので、夕方から朝5時まで飲む。店が閉まるとタクシーに乗って築地で迎え寿司。そのあとは意識が完全になくなって、気づくと昼すぎで、なぜか駅で寝ていた。
 見たこともない駅だ。山がやけに近く感じる。心なしか寒いような気もする。いったい何っていう駅だ?

 拝島!? 

 何でこんな東京のハテに。築地市場から拝島まで行くには、絶対にどこかで乗り換えないと行けない。無意識のオレは、いったいどこに行こうとしていたのか。大げさでなく、宇宙人に連れ去られた線もあると思うのだが。
 ひょっとして神様がこの地に導いてくれたのかもしれない。拝島の近所でやっているギャンブル場は……。お、立川競輪が初日じゃん。

 立川の結果は、また明日。

 

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10.19

 あれから20年経った。あらためて歳をとった、と思う。

 20年前の88年10月19日といえば、川崎球場で「伝説の近鉄VSロッテ・ダブルヘッダー」が行われた日である。
 当時の私は少年野球に打ち込む小学校6年生。学校からダッシュで帰ってくると、すぐにラジオをつけた。近鉄・ロッテ戦を聞くためである(当初はテレビ中継の予定はなかった)。

 私の贔屓の球団は阪急だった。私が住んでいた伊丹市と、阪急のフランチャイズ西宮球場は目と鼻の先にある。伊丹から西宮北口の子供運賃が90円で、小学生は100円で球場に入れたので、300円持っていれば野球を楽しむことができた。
 が、このときはすでに阪急の優勝はなくなっていた。だから近鉄を応援していた。このときの近鉄の勢いなら、ダブルヘッダー2連勝は十分にありえると確信しながら。

 たしか16時すぎだったと思う。アナウンサーが急に焦った口調でニュースを告げた。

「ただいま阪急ブレーブスの身売りが発表されました。新しいオーナーはオリエントリースです」

 頭の中が真っ白になった。
 すでにこの年、南海がダイエーに身売りされていたので、球団が売り買いされるものであることは知っていた。
 でも、何で阪急が身売りせなあかんねん。オレがあんなに西宮球場に通ってやったやん。佐藤義則、山沖、星野、ブーマー、石嶺、松永、藤井、イイ選手もいっぱいいるし、優勝が狙えるチームやん。島野さん(ブレービーというマスコットの中の人)はクビかな。バルボンさん(大阪弁をしゃべるキューバ人)はどうするんやろう。西宮球場で野球やってくれるんかな。そもそもオリエントリースって何の会社や。
 ラジオの音が耳に入らず、頭に浮かぶのは阪急に関する思いばかり。いま思うと、あのときの感情は突然の失恋によく似ていた。

 その後、20年間で阪急ブレーブスはズタズタに切り裂かれていく。 まず「ブレーブス」のチーム名がなくなった。そして西宮球場が捨てられた。阪急の生え抜きを次から次へと追放した。現役選手には愛想をつかされ、ロクな新人選手を獲らない。ようやく定着した「ブルーウェーブ」というチーム名がふたたび捨てられて、あろうことかライバル球団だった「バファローズ」を名乗り出す。そしてふたたび本拠地が大阪ドームに移転。気づくと、阪急が阪神電鉄を買収してふたたび球団を持つ形になっている。

 身売り、チーム名変更、フランチャイズ変更、生え抜き追放、弱体化、低迷、合併、ふたたびチーム名変更、ふたたびフランチャイズ変更……。阪急ファンほどオーナーに虐げられたファンはいない。

 10.19は「伝説の川崎ダブルヘッダーのあった日」とプロ野球ファンには認識されているが、この日が「阪急が身売りされた日」であることも忘れないでほしい。「野球はどこのファン?」と聞かれると、今でも私は「阪急」と答える。

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