内藤・亀田戦
原稿を書く手を止めて、テレビで観戦。
序盤。直線的に動く亀田と、円で動く内藤。噛み合わない歯車が、勝負の緊迫感を演出する。ボクシングはただの殴り合いではなく、「自分と相手との距離」を制する競技だ。このふたつの歯車が噛み合ったとき、勝負は動くはず。だった。
ところが、中盤。亀田の直線的な動きは鈍るし、内藤の円は楕円になって曲線になり、もつれ合う。そして、あっちでバタバタ、こっちでバタバタと2人がもつれて倒れ出す。
「レスリングやないんやから」
ひとりつぶやいていたら、12ラウンドで亀田の投げが飛び出して、本当にレスリングになってしまった。閉口。
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コメント
とにかくTBSにおいての
「公平」がどのようなものなのか
よく解りました(笑)
投稿: 鬼 | 2007年10月12日 (金) 00時19分
「タマ狙え」とか「ヒジで目」発言が放送されてしまった点も笑いましたが……
内藤が流血した際に、
「これで大興のTKO勝ちも」とTBSアナが口走ったことにいちばん笑いました。
そうか、その手があったか!
投稿: 黄金町M | 2007年10月13日 (土) 01時45分
まぁ、日テレの巨人戦中継みたいなもんですから。
いや、北朝鮮のニュースくらいの偏向はあるかもねぇ……。
投稿: 姫園 | 2007年10月13日 (土) 05時37分