悩み
井伏鱒二VS開高健。チャンネルはどこだか忘れたが、ものすごく豪華な対談の再放送がおこなわれていた。この2人には、足元の小指の先の爪のアカにも及ばない私だが、同じ物書きという職に就いているのも事実。何か参考になる話はないかと、テレビに見入った。
開高: 「書きたいという気持ちはあるんですが、書けないんですよ。そんなときどうすればいいんですか?」
井伏: 「とりあえず、枚数を書けばいいんじゃないですか」
開高: 「書くというのは野蛮で、あつかましい行為ですよね。なかなか〝書こう〟という気持ちにならないんです」
井伏: 「とりあえず、〝いろはにほへと〟でもいいから、原稿用紙に書けばいいんじゃないですか」
物書きの悩みって、本質は同じなのね。解決法も。〝書けない〟の次元は違うのだろうが。
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コメント
お疲れさまです。
福島で遭遇しませんでしたね。
土曜のうちに京都へ帰りました。
またいつか飲みましょう~。
お互いがんばりましょう~。
投稿: 喫煙ライター | 2006年7月14日 (金) 01時04分
>喫煙ライターさま
結局、原稿がまったく上がらずに、行くことができなかったんです。連絡先を知らなかったもので、ご連絡もできません……。本当に申し訳ございませんでした。
投稿: 姫園 | 2006年7月15日 (土) 07時46分